3月24日(日)

 能代市南部公民館で、料理教室を行いました。今回は、子どもたちの要望で、煮込みハンバーグ、オムライス、肉じゃが、スープを山田先生の指導で作りました。タマネギのみじん切りで涙を流したり、真剣にキャベツの千切りに挑戦しました。準備と後片付けにも子どもたちはがんばりました。

 たくさんの量でしたが、ほとんどが残さず食べました。


2月28日

 ボランティアの畠山さんが、娘さんの雛飾りが不要になったので、ということで、公民館を通じて会へ寄付してくれました。木曜教室の「働く婦人の家」に飾っていただき、みんなで記念撮影です。本物を見て日本の文化を学ぶことが出来て、皆さん喜んでいました。


2月5日

「豆まき」をしました。大きな鬼の面に向かって、子どもたちが落花生を投げつけました。小さな女の子も負けずに「鬼は外」とまきました。

 長年使っている「鬼の面」はもうボロボロですが、以前のように寄付してくれるところが無く、困っています。


2019年1月12日(土)

 能代市中央公民館で、「のしろ日本語学習会」についての講演をしました。能代市民の有志で活動している「市民おもしろ塾」の要請で、50人ほどの聴衆でした。日本語ボランティアのきっかけとなった中国残留帰国者への支援から、日本国籍取得の話、外国籍住民の支援のあり方や心構えなどを1時間30分話しました。

 今までまとまった話をする機会が無かったので、ちょうどよい機会でした。会への理解や支援が深まれば良いと思います。


12月20日(木)

 木曜教室を早く終えて、北羽新報社の新工場を見学に行きました。新しい機械で、次々ときれいに印刷されてくる新聞にびっくりです。

中国からの機械の取り付けの人が中国人なので、学習会が通訳の仕事を依頼されました。畑山さんが「生活者」として、通訳だけではなく、きめ細かい対応をして、とても感謝されました。

 日本語と文化を学んだ成果です。


12月18日(火)

 例年より1週間早く忘年会・クリスマス会をアリナスで行いました。今年は、ボランティアの協力でこの1年を振り返る写真を映しました。後は、バンブーダンスやビンゴで楽しみ、ケーキで締めくくりました。人数は少なかったのですが、楽しい会でした。毎年、アリナスやレストラン・ジェコにはお世話になっています。ありがとうございました。


12月1日(土)

 秋田市のアルヴェで、「犯罪被害者週間『県民のつどい』」があり、保坂幸美さんが「命の大切さ学習教室」作文コンクール・高校生の部で最優秀となり表彰されました。そして、中学生の最優秀賞の2人で発表しました。在籍する県立能代工業高校から応募したものです。

 保坂さんは、卓球部で数少ない女性部員として頑張っており、書道でも市や県の大会で表彰されています。お母さんも日本語スピーチコンテストで表彰されており、親子そろっての活躍です。


11月21日(水)

 男鹿市の地域学校協働活動の一環として、船越小学校で文化交流台湾編があり、男鹿教室の船木竹子さんが台湾の高砂族の踊りや言葉を紹介しました。9人の小学生は、台湾語、高砂族語を教えてもらい、その後、民族衣装を着て踊りを踊りました。音楽や踊りは万国共通。すぐ、すぐじょうずに踊りました。また、世界には英語以外にもいろんな言葉があることも学びました。男鹿市は台湾との交流が深いのですが、子どもたちにも広まればよいですね。


11月8日(木)

能代市のプラザ都で開催された、秋田県商工会議所職員研修会で講演をしました。若手職員が対象で、県内各地からの参加でした。どこにも外国人は住んでおり、身近な外国人を考えながら、熱心に聞いてくれました。懇親会では、講演を聞いて、これから地域の外国人の方々に対してきちんと対応したい、というような感想をいただきました。


11月3日(土)

 大潟村にある、ホテル・サンルーラル大潟で、秋田県障がい者通所施設研修交流会で講演をしました。会場は、結婚式場にも使われる明るい部屋で、見にくかったのですが、教室を紹介するDVDと、学習会の成り立ちから学習者を支えてきた取り組みは、参加者の仕事内容と合わせて理解されたようでした。


 10月6日(土)

能代市勤労青少年ホ-ムで、「のしろ市民活動まつり」が7日まで開催され、学習会のこの1年を、北羽新報の記事と写真で紹介しています。

この1年もいろいろあった年でした。例年の行事もありますが、日本社会が国際化に大きく変化していくことを反映して、学習会も注目を浴びるようになりました。


10月4日(木)

 日弁連人権擁護大会in青森で報告をし、シンポで発言しました。外国人労働者の人権問題を幅広く考察するもので、とても勉強になりました。地域で暮らす外国人の人権を守るためには、日本語の習得が大切であることを訴えてきました。外国人を労働者としてより、「担い手」として受け止めることが必要だと鳥井一平氏(移住者と連帯する全国NW代表)が発言しましたが、地域での外国人も同じだと思います。


 9月26日(水)

 秋田市アルヴェで、秋田弁護士会主催の「秋田で働く外国人」というシンポがありました。10月4日に青森で、日弁連の人権擁護大会があり、そのプレイベントです。日本で働く外国人の人権を考えるテーマですが、外国人の数が全国一少ない秋田県では、行政も県民も関心が低いようです。外国人のために活動している指宿弁護士の話は刺激的でしたが、秋田でもある話です。


9月16日(日)

 能代市檜山公民館で開かれた「檜山市民学校・異文化ふれあい講座」は、6人の参加者で、フィリピンの家庭料理を作りました。講師は、近藤ロエナさんです。とり肉団子スープとチャッポスイというフィリピン風八宝菜を作りました。味噌や醤油を使わない料理に、お母さんたちは戸惑っていましたが、みんなで食べてみて、簡単に野菜が食べられるので、家族にも食べさせたい、と感想を述べました。


9月1日(土)

 第22回盆踊り会をけやき公園で開催しました。今年もよい天気に恵まれ、踊って、飲んで、食べて、おしゃべりして楽しみました。市民の方もたくさん来て楽しんでいました。


8月24日(金)

 夏休み学習指導は、今日が最後でした。参加しても勉強に集中できないことが多く、結局、宿題も全部終えることができなかったようです。今日は、作文や工作をしました。質・量とも大変です。宿題に悩む親のニュースを見ると、親が子のために宿題をやらなければならない、という変な時代です。自分のために勉強する、という気持ちになるのは、もう少し時間がかかるのかも知れません。


8月21日(火)

 今年も、成蹊青年部の皆さんのご協力でお茶会を開くことができました。今回は、ネパール人のラダさん、アメリカ人のエリックさんが初参加でした。お茶をいただいた後、お茶を点てる練習もしました。日本文化の「作法」を学ぶにはとても良い機会でした。


 8月17日(金)

 NHK秋田放送の地域報道番組「ニュースこまち」で、畑山冬美さんが紹介されました。日本語の読み書きを学び、着物の着付けの資格取得に奮闘し、地域の催しである「能代七夕」で、そのいわれなどを中国語で紹介しました。地域に役立つ人づくりは、学習会の目標です。今回は、東北各地でも紹介されましたが、よければ、全国で放送されるそうです。


8月3日(金)・4日(土)

能代市の「天空の不夜城」のイベントで、英語と中国語でのアナウンスを依頼され、ラジさんと冬美さんがそれぞれ担当しました。いろんなイベントでインバウンドを呼ぶ、という取り組みをしている町が多くありますが、そのアナウンスを外国語でしているところはあまり無いようです。時間の都合で詳しい説明はできないので、外国語のパンフレットを作るよう提案しました。

 二人とも、浴衣を着てとても良かったです。


7月28日(土)

 今年も八峰町八森でキャンプをしました。弁当のおかずにも好評なキーマカレーを作りました。タマネギやにんじん、トマトなど、嫌いな野菜がたくさん入っているのですが、これは食べます。子どもたち5人と大人3人の少人数でしたが、それぞれよく働いてくれました。もっとも、頼むと「なんでおれが(やらなければならない)・・」とひとこと言うのがなくなれば良いのですが。

 海岸なのに、風がなく蒸し暑い日でした。宿題の絵日記ができそうです。


7月22日(日)

 「能代の花火」で、」会場アナウンスの依頼を受け、エリックさん(英語)、畑山さん(中国語)、近藤さん(タガログ語)が、大会概要と避難対応について案内しました。会場には多くの観客が詰めかけていましたが、外国人の姿も多く、能代でのイベントにも外国語アナウンスが必要になってきました。

今度は、8月3日4日の「天空の不夜城」で活躍する予定です。

 花火は、天候にも恵まれ、素晴らしいものでしたし、運営の大変さも感ずることができました。新聞記事もあげています。


7月16日(月)

秋田ユネスコ協会主催の「第30回外国人による日本語スピーチコンテスト」に、佐藤早紅さん(男鹿教室)とカンデル・ラマさん(能代教室)の2人が出場しました。留学生や大学生がほとんどの中、地域で生活する外国人としての思いを述べました。

 残念ながら奨励賞でしたが、日々暮らしている中で自分の考えを日本語で書き、それをみんなの前で発表する、ということはとても勉強になったと言ってくれました。


7月3日(火)

日弁連の弁護士さん14名が、子どもの人権や教育問題の研究のため、視察に来ました。秋田市から虻川弁護士、能代市の岩崎弁護士も参加してくれました。日本での外国人の人権は、「おもてなし」はあっても、定住者としての女性や子どもたちに対しては守られにくい面があります。10月に、人権擁護大会が青森であるそうで、問題提起を要請されました。詳細は、新聞記事欄にあります。


6月29日(金)

 大仙市大曲交流センターで開催された「東北地区高校国際教育研究大会」で講演を行いました。高校の英語科の先生方が対象で、小中学生のことですが、外国にルーツを持つ子どもたちの実態を伝えることができました。秋田県の指導主事もいらしていたので、こうした問題に対し、県教委の意識に変化が出ることを望みます。しかし、高校では(?)国際教育について先生方の意識が高まらない、という話を伺い、とても残念に思いました。


6月19日(火)

 能代経済俱楽部、県経営者協会能代支部、能代市商工会議所の共催で、「人と人をつなぐ『言葉の教室』~日本語教室の役割~」と題して北川代表が講演を行いました。「のしろ日本語学習会」を作るきっかけとなった中国残留婦人の話から、地域で生きる外国人の抱える問題を、これから増える外国人の生活、子どもの教育など多岐にわたり話しました。能代市を牽引する経済界の方々の理解を得ることができ、協力の申し出もありました。市民、行政も巻き込んで「多文化共生」の理想的な姿が実現しそうです。


6月6日(水)

 NHKのテレビ国際放送・NHK WORLDのニュースで、本会が紹介されました。NHK秋田で製作し、秋田県内や東北で放送されたものを再構成したものです。オーストラリアの知人からも「見た」とメールがありました。能代に来てる外国の方の関係者が見てくれるとうれしいですね。


5月27日(日)

 今年のバス旅行は、能代市からバス2台をお借りして、横手市に行きました。かまくら館では、とっても寒い思いをしましたが、初の体験をした人は楽しそうでした。秋田ふるさと村の秋田県立近代美術館では「北斎の富士」展が開催中で、北斎の富士山の浮世絵をたくさん見ました。

横手やきそばや十文字ラーメンを食べ、お土産をたくさん買いました。


5月10日(木)

 秋田県立能代松陽高校で、今年度の国際理解講座の講演をしました。1年生を対象としたもので、これからいろいろ学ぶ講座の一つです。国際コミュニケーション科を持つ松陽高校ができてから、毎年実施していますが、今回は、中国残留孤児が能代に来たことが「のしろ日本語学習会」発足のきっかけであり、残留孤児という悲劇を生まない平和の訴えもしました。


5月2日(水)

 18:10からのNHK「ニュースこまち」で、本会が紹介されました。2月22日放送の「ラジオ深夜便」で担当した、藤重アナウンサーがまとめたもので、花見の様子もあります。中国残留の話題もあり、ラジオと合わせると理解が深まる感じです。どちらも録音・録画をしていますので、必要な方にお貸しできます。


4月29日(日)

 花見会を何年かぶりで能代公園で行いました。3月頃は、今年は桜の咲くのが早い、といわれ、29日まで花が咲いているか心配でしたが、まさに満開で、吹く風に花びらが舞い散っていました。いつも参加する人が来なかった分、初めての人や久しぶりの人が顔を出してくれました。


4月10日(火)

 石川県金沢の介護学校に進学する保坂龍裕くんが、あいさつに来ました。詳細は、教室便りに書いています。今来ている小学生たちの刺激になれば良いと思います。「皆さん、勉強してください!」と、龍裕くんは心から言ったと思います。


4月8日(日)

「能代市日本語学習ふれあい交流事業」としての「日本語指導ボランティア養成講座」開講式が、能代市中央公民館で開かれました。新しく3名の方が受講してくれました。「子どもが小学生になって、手が少し離れたので、何かやってみたい」「日本語を学び直したい」などと抱負を語ってくれました。継続して受講した方は、「学んだ事を役立てたい」「きちんと覚えたい」などと話しました。(新聞記事もあります)


4月3日(火)

能代市の「日本語講座」の開講式がありました。市から委託を受けて、「のしろ日本語学習会」が支援しています。受講している、大人や子どもたちが今年の抱負を語り、ボランティアはさらに技術を磨くことなどを発表しました。

 新聞コーナーの新聞記事もあわせてご覧ください。