3月27日(日)

国立国語研究所とのしろ日本語学習会の共催で、「日本語教師セミナー」が公民館と各地をリモートで結び開催されました。国研で2007年から実施してきた定住外国人の言語生活の実態調査(OPI)を元に、日本語学習支援のあり方を「のしろ日本語学習会」を例に考察するものでした。130名の参加者があり、関心の高さを感じました。学習会のボランティアも4名参加しました。野山広先生(国研)、伊東祐郎先生(国際教養大)、嶋田和子先生(アクラス日本語研究所)から発言がありました。


3月19日(土)

今年度最後の取り組みである「料理教室」を南部公民館で開催しました。作った料理は、ロールキャベツのトマト煮、スパゲッティ・サラダ、手羽先の甘辛煮、肉じゃが、野菜入りおじやでした。小中高の男の子がほとんどで、3時間、まじめに取り組んでいました。できた料理もおいしく、特に手羽先は好評で「家で作りたい」という声もありました。残った料理も、お母さんへの土産に持って帰りました。


 3月19日(土)

 男鹿市日本語教室の閉講式が、船川港公民館で開催されました。何度か教育を見学していただいた、鈴木雅彦教育長さんからご挨拶をいただきました。その後、北川代表や受講生、協力員、公民館スタッフがあいさつをしました。今年度は、コロナ禍のため勉強する回数が減り、残念でしたが、来年度は負けずに取り組む事を誓い合いました。熱心に勉強してきたスコットさんの送別会を計画していましたが、本人が現れずお別れはできませんでした。


3月12日(土)

青森大学日本語教育センター主催の公開シンポ「地域に根ざしたグローバル人材の育成」で、講演「生きるための日本語」をZOOMで行いました。地域での日本語支援が、単に日本語を教えることではなく、生活者としての外国人の人権や貧困、子どもの支援などにかかわることをSDGsの視点も持ちながら学ぼうとする場でした。


2022年1月8日(土)

秋田県民教連主催による「第61回秋田県民教連冬の研究集会」で講演を行いました。会場の男鹿潟上南秋教育会館には、小中高の先生方や退職者、関係者が集まりました。外国にルーツのある子どもの生きにくさをいかに現場の学校が何もできずにいたかを痛感させられました。すべての子どもたちの教育につながる話でした。などの感想をいただきました。外国にルーツを持つ子どもたちが、日本語が拙い、というだけで「障害児」扱いする教師がなくなることを願います。


12月21日(火)

コロナ禍で昨年は中止した忘年会・クリスマス会を少人数で行いました。東京から嶋田和子先生が万全のコロナ対策をして駆けつけてくれました。例年のようなごちそうやケーキではありませんでしたが、それなりに工夫して満足できるものでした。バンブーダンスやビンゴを行い、楽しく過ごしました。


12月18日(土)

男鹿教室で、秋田県国際交流協会30周年記念で表彰されたことをお祝いしていただきました。目黒船川港公民館長からすてきなシクラメンの鉢をいただきました。


12月6日(日)

山形県酒田市で開催された「べにばな会」主催の「日本語学習支援ボランテイア・スキルアップ研修会」で講演しました。のしろ日本語学習会の成り立ちや日本語学習についてお話しし、「あいうえお体操」を伝授しました。みなさん熱心に聞いてくれました。


11月20日(土)

秋田市の生涯学習センターで開催された「秋田スマートカレッジ」の講座で、講演してきました。会の成り立ちや日本語を教えること、会の紹介などを2時間にわたってお話ししました。写真は「あいうえお体操」を使った五十音の教え方で、とても興味を持ってもらいました。後日、センターから動画がアップされます。


11月14日(日)

能代市文化会館で、「能代市民芸術文化祭」の文化フェスティバル舞台芸術部門合同発表会があり、畑山冬美さんが「装道礼法きもの学院能代支部」による「花嫁の着付け」で着付けのワザを披露しました。畑山さんは着付けの資格を取得しており、初めての発表となりました。(右端)


11月14日(日)

秋田市のホテルメトロポリタンで、「県国際交流協会設立30周年記念式典」があり、「のしろ日本語学習会」が団体として、代表の北川裕子が地域外国人相談員として表彰されました。また、工藤俊博さんが「多文化共生作文コンクール」の高校の部で優秀賞をいただきました。それぞれ理事長である佐竹秋田県知事から表彰状を手渡されました。


11月9日(火)

恒例のアキと太郎のたんじょうかいを行いました。中学2年生になった二人は、高校受験を考える年齢になりました。太郎は陸上部で活躍しており、勉強も頑張っています。アキは、いろいろ迷いながらも高校へ行こうとしています。声や表情をあまり出さなかった二人ですが、とても表情が良くなってきました。回りの支援を受けながら、高校に入ってほしいと思います。

スピーチコンテストで最優秀賞を取った俊博さんのお祝いもかねて、みんなでジュースの乾杯をしました。


11月7日(日)

秋田県ユネスコ協会主催の「外国人による日本語スピーチコンテスト」で、工藤俊博さんが最年少で最優秀賞をいただきました。会では、これまで多くの生徒が挑戦してきましたが、最優秀賞(秋田県知事賞)受賞は初めてのことです。大学の留学生とは違い、地域で長年生活して来た人の声が、やっと届いた気がします。工藤さんは、中国残留孤児の4世として、特別な立場からの発表でしたが、その内容はすべての外国人生活者、特に子どもたちに当てはまることで、審査員の共感を得ることができました。街で見かける事が多くなった外国人生活者が、どのような暮らしをしているのか、真の多文化共生のあり方など、私たちは無関心ではいけないことです。


 8月25日(水)

廬 南玉さんのセラミックアート展を見学に、エナジアムパークへ行きました。南玉さんは息子の慶宗君と一緒に説明をしてくれました。精緻な模様で、みんな感心してみました。子どもの絵などもコピーしてできる、ということでした。1歳の記念手形・足形もあり、良い祈念になる、と話し合いました。せっかくなので、ティーポットとスープカップの制作を依頼しました。


8月24日(火)

今年も、成蹊青年部のみなさんのおかげで、お茶会を行うことが出来ました。初めての子もいましたが、すっかり慣れた子どもは、お茶のおかわりをいただいていました。コロナ禍ということで、集まって自分でお茶を点てることは止めましたが、お茶菓子とお茶はとても気に入ったようです。


8月21日(土)

男鹿教室に3年ほど通ってきていた、ALTのレイチェルさんのお別れ会がありました。レイチェルさんは、日本語がとても上手でしたが、もっと勉強したい、ということで熱心に通ってきました。とても行動的で、能代公園でのイベントで彼女に偶然会い、驚きました。プレゼントは和紙人形の色紙です。とても喜んでもらいました。目黒公民館長さん、受講者、ボランティアからのお別れの言葉から、レイチェルさんがとても慕われていたことがうかがわれました。


7月24日(土)

八峰町御所の台オートキャンプ場で1泊のキャンプをしました。今年はとても混雑してました。磯浜の心地よい風が吹き、リクエストのシチューづくりでタマネギの皮むきをしました。夜は暑苦しかったのですが、Buck Moonと呼ばれる満月が静かな海面に反射してきれいでした。スイカ割り、花火を楽しみ夜遅くまでテントで遊んでいました。朝は、早起きして片付け、8時の電車で帰りました。


7月22日(木)

学校が夏休みに入り、学習指導が始まりました。暑い日が続く中、宿題を抱えた子どもたちが、涼しいサンウッドで勉強し、お昼のおにぎりを食べでいるところです。堀内さんのおにぎりは本当においしい!

 学習指導は、夏休みはじめと終わりの前後1週間ずつ実施します。


7月2日(金)

秋田ケーブルテレビCNAの番組「しーなチャン」に出演し、「生きるための日本語」というテーマでお話ししました。「吉本住みます芸人」として地元・秋田で活躍しているコンビ「ちぇす」の若松弘樹さんの司会、コメンテーターの近藤博さんと3人で進めました。「ちぇす」の二人は、9年前に会の忘年会を取材してくれました。地域の日本語教室の必要性がが伝わればいいですね。下記のアドレスから動画を見ることが出来ます。https://www.youtube.com/watch?v=VQedDzRLWEc


5月27日(木)

コロナ禍で昨年中止となった、県立松陽高校の国際教育講座・第1回目の講演が、昕1年生を対象に開催されました。日本が進める急激な「国際化」で、いろいろな面で混乱ぎみであることや、能代にも外国から来た人たちがいて、その子どもたちも身近にいること、その人たちが困難を抱えているけど、地域を一緒に作り上げる仲間であることとその支援を訴えました。北羽新報の記事に取り上げられています。


5月23日(日)

 小雨の中、秋田市の大森山動物園へバス旅行で行きました。コロナ禍と言うことで、能代市からバス2台を出していただきました。動物園へ来たことのない子どももいて、とても喜んでいました。旅行することや他の人たちをふれあうことも大切な勉強です。

 動物園の後は、「ねぶり流し館」で竿灯を体験しました。係員の説明を受けながら、小さな子ども用で体験しましたが、とても難しく、これが大人用だったらぜったいできません。太鼓も打ちました。終わりに、隣にある「旧金子家住宅」も見学しました。昔の立派な町屋に驚きました。


4月25日(日)

 能代公園で花見会を行いました。天気が心配でしたが、少し肌寒いもののよい天気になりました。シートを敷いての花見は他になく、桜もほとんど散ってさみしい花見でしたが、少人数で焼きそばなどを食べてゆったり過ごしました。


4月20日(火)

 保坂さんが、介護支援専門員の資格を取った、と報告に来ました。研修修了証と資格の免許証を持って記念写真を撮りました。日本人でも難しい研修を受けて、大学並みの勉強をしました。

 男女2人の子どもさんがいますが、どちらも看護の学校へ行ってます。男の子の法は、すでに働いている、ということです。


4月11日(日)

日本語指導ボランティア養成講座の開講式がありました。今回は、5名の初参加者が参加しました。東京から移住してきたご夫婦は、海外生活の経験が豊富で意欲もありました。3人のおかあさんも興味津々でした。最初なので北川代表が、活動の1年を取り上げたビデオを見ながら、日本語指導の必要性を強調しました。


、男鹿市4月10日(土)

 男鹿市文化会館で、男鹿市のしろ日本語教室の開講式があり、男鹿市港公民館の目黒館長があいさつしました。その後、講師の北川、ボランティアのあいさつがあり、受講者はそれぞれ抱負を述べました。


4月6日(火)

 日本語講座開講式が能代市中央公民館で開催され、能代市役所企画部市民活力課の三熊課長からあいさつをいただきました。その後、北川代表、受講者、ボランティアがそれぞれあいさつをしました。